学校向けカルテ作成サービス - 不登校予防・再登校支援のToCo（トーコ）

不登校予防のための学校向けカルテ作成サービス

　当社は学校関係者や各自治体の方を対象に、生徒毎の不登校への潜在可能性とリスク要因を診断し、一覧・生徒個別のカルテを提供するサービスを行っています。

一人の先生が何十人の生徒を担当する中、気がかりな生徒が居たとしても本人や周囲の生徒が救援信号を出さないと、多くの業務の中で特別対応は難しいのではないでしょうか。そして誰かが不登校となった場合、生徒や家庭に対して多大なケアの時間が発生している状況かと思います。

生徒面談や三者面談などで生徒の様子は把握されていると思いますが、この診断サービスの特徴は漠然としたストレスではなく、不登校要因となるストレスの発見、明示化を行っている点です。定量的なストレス度合いを一括で確認できますので、クラス全体のストレスレベルや優先対応の必要な生徒の発見に繋げられます。

現在、約20校の学校様で採用いただき、不登校を未然に防ぐために役立っているとご好評をいただいております。

過去の不登校になってしまった生徒たちのきっかけや、どのように乗り越えたかをデータとして学習させた、不登校に特化したAIとなります。データソースは文部科学省や各NPOが公表している不登校要因と、再登校に至るまでのサポートや本人インタビューなどを利用しています。

また海外の論文や当社サービスへのフィードバックを元に、今の世代の子どもに合わせた再登校に向けた支援ができるよう定期的にアップデートを行っています。

上記の不登校要因の診断にも不登校対策AIを活用しており、一人ひとりに合わせたカルテの提供が可能となっています。

多くの業務と生徒を抱える先生方にとって、個別にヒアリングの時間を持つことは基本的に困難です。また、生徒たちの様子からストレスを判断することには限界があります。

生徒へのアンケートから登校に関連する不安要素を診断するため、生徒自身の一次情報からストレスを把握できます。また具体的に何にストレスや不安を感じているかもヒアリングしてカルテに反映しています。

不登校になる前に介入できることは難しく、欠席という状態になってから事後対応せざるを得ない構造となっています。当然、欠席になった状態の方が必要なケアが広範に渡ります。

不登校への潜在可能性を定量化するため、ケアの必要な生徒の発見をサポートします。不登校になってしまった子どもとの共通点から診断するため、精度の高い確率を提示可能です。

学校としてはまずは登校してもらいたい、家庭としては先生からも子どもを登校に導いて欲しいと、要望がすれ違いがちです。また、お互いに時間を取ることが難しく、初動が遅れがちになります。

先生からの見立て、親からの見立てとは別に、生徒自身の気持ちから作成したカルテがあるため、問題解決に向かうための共通情報を元に対策を検討できます。また、カルテの内容に不明点などがあれば、都度サポートしております。

下記のお問い合わせフォームより、カルテ作成を希望する生徒数（想定）をご連絡ください。2営業日以内に見積書を提出いたします。ご質問や、詳細を確認されたい場合も下記フォームをご利用ください。

当社、ToCo（トーコ）株式会社は、認知行動療法や海外の先行事例を基に、不登校の予防と再登校支援サービスを提供する企業です。

代表の子どもが不登校になった経験を発端として、年々増加する不登校の問題、家庭や学校が早期に対応することが難しい現状、そして不登校の予防が保護者や教員の個人的な努力に委ねられがちであることの課題を解決するために、このサービスを立ち上げました。

導入いただいた学校からは、『見えていなかった生徒の悩みに対処できた』『生徒見守りの負担軽減につながる』とご好評をいただいており、さらに効果的なツールになるよう日々改善を重ねています。生徒たちの状態を別の角度から捉えることで、教員の皆様の豊富な経験や指導力をより活かせるよう務めたいと考えております。